お知らせ

当ウェブサイト発起人の著作『左利きの言い分』について

 

このウェブサイトでは伝えきれない「右利きと左利きが共感する社会」づくりと、左利きにかんする様々な話題を網羅しています。

 

 

  • メインタイトル:左利きの言い分 
  • サブタイトル:右利きと左利きが共感する社会へ
  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/9/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 280ページ(紙)/239ページ(電子)
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569855539
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569855530
  • 寸法 ‏ : ‎ 17.2 x 10.5 x 1.1 cm
  • 目次:序章 左利きはどのくらい存在し、なぜ生まれるのか/第1章 左利きの苦労/第2章 世界の宗教は左利きをどう捉えたのか/第3章 日本における左利きの歴史/第4章 左利きの脳と身体は優れているのか/第5章 左利きの才人、偉人たち/第6章 「右利き社会」から「左利きにやさしい社会」づくりへ

書評および著者のコメントが掲載された新聞コラム

 

♦︎2023年11月12日「読売新聞」書評欄「本よみうり堂」(評者:尾崎世界観氏)

 
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/reviews/20231113-OYT8T50073/
 

♦︎2024年1月28日「毎日新聞」朝刊1面コラム「余録」(人羅格氏)

 
https://mainichi.jp/articles/20240128/ddm/001/070/058000c
 

♦︎2023年11月1日「日刊ゲンダイDIGITAL」(BOOKニュース)

 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/331378
 

本書は全国の書店の他、下記ウェブサイト等でも購入できます

 

♦︎honto

 
https://honto.jp/netstore/pd-book_32790723.html
 

♦︎紀伊國屋書店

 
https://honto.jp/netstore/pd-book_32790723.html
 

♦︎Amazon

 
https://amzn.to/484m82m
 

♦︎以下の販売サイトからもご購入いただけます(電子書籍を含む)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

ボランティアスタッフ募集のお知らせ

この公式サイトをご訪問いただきありがとうございます。

ボランティアスタッフ募集中! 
ウェブサイト、メルマガ、SNS...etcに取り組める方!

 
日本左利き協会公式ウェブサイトをご訪問くださりありがとうございます。2018年初秋にこのウェブサイトして以来、多くの方々から励ましのメッセージをいただき、さらには当協会主催の「利き手アンケート」におきましても1000名という予定回答数を5ヶ月で達成いたしました。
 
これもひとえに、利き手に関心を持つ左利き自身はもとより右利きの方々からもご協力・ご支援いただいた賜物と深く感謝いたします。そんななか「何かお手伝いをしたい!」という声も多く、当協会としましても今後の運営を活発化すべくみなさまのお力を広く募集いたします。
 
今現在お手伝いしていただきたいことは、「ウェブサイトやメルマガ、SNSの企画・運営」です。
 

 
 

「ウェブサイトやメルマガ、SNSの企画・運営」

書き手やイラスト書き、左利きにかんする写真の撮影...etcのお手伝いができる方。今後もありうる利き手アンケート等の集計用データ入力ができる方。ウェブサイトをお手伝いいただきたい人物像は、おおよそ以上となります。
またメルマガやSNS(Twitter/インスタグラム)をはじめ、他にもお手伝いしたい方で上記以外のことでご協力いただける方がいらっしゃいましたら、その詳細を当協会までお知らせください。
 
参加ご希望の方は、お気軽に下のありますバナーをクリックし、お問い合わせフォームにてご連絡ください。
 
今後とも日本左利き協会をよろしくお願い申し上げます。
 
 
 

更新情報

日本左利き協会発ニュースのアーカイヴです

2024.03.20

右利きの女性フリーライター・垣貫由衣さんが左利きとは異なる視点から感性のアンテナを張りめぐらしレポート!十二回目のタイトルは「クロスドミナンス その2」。まずは新コンテンツ「右利きの共感力」をご覧ください!

2024.03.01

【note】で活躍中の綴リスト・鈴懸ねいろさんによる、左手をめぐる、どこかミステリアスさを感じさせるショートストーリーの後編を公開!まずは「左利き表現者」をご覧ください!

2024.02.20

右利きの女性フリーライター・垣貫由衣さんが左利きとは異なる視点から感性のアンテナを張りめぐらしレポート!十一回目のタイトルは「クロスドミナンス その1」。まずは新コンテンツ「右利きの共感力」をご覧ください!

2024.02.04

当ウェブサイト発起人の著作『左利きの言い分』について「お知らせ」でご案内しています!

2024.02.01

【note】で活躍中の綴リスト・鈴懸ねいろさんによる、左手をめぐる、どこかミステリアスさを感じさせるショートストーリーを公開!まずは「左利き表現者」をご覧ください!

2024.01.20

右利きの女性フリーライター・垣貫由衣さんが左利きとは異なる視点から感性のアンテナを張りめぐらしレポート!十回目のタイトルは「スポーツにおける左利き その2」。まずは新コンテンツ「右利きの共感力」をご覧ください!

2024.01.01

【note】で活躍中の綴リスト・鈴懸ねいろさんによる、右手(右利き)と左手(左利き)が協調して理解し合い、思い合えるように、という願いを込めた。ショートストーリーを公開!まずは「左利き表現者」をご覧ください!

 
※過去の更新情報はこちら


メディア紹介

インターネット・新聞・テレビ・雑誌等で紹介された当協会ならびに当協会関係者の話題を掲載します 

北陸中日新聞掲載「Your Scoopユースク」にて当協会のコメントが掲載されました。

 

※記事の一部です

石川県金沢市に住む女性から、北陸中日新聞宛に以下のようなメッセージが届きました。
 
「私は左利きで、左手で針を持ちます。何十年も手縫い糸がよく絡まるのは自分が不器用だからと思っていましたが、ミシン糸だと絡みません。左利きの人に知ってほしいです」
 
左利き女性の切なる発見を受けて公開された記事が、今回ご紹介する「左利きはつらいよ 不便 実は手縫いでも」です。
 
記事では金沢市内にある手芸専門店の店長による手縫い糸とミシン糸の撚りの違いが解説され…
 
さらには武庫川女子大学家庭科研究室が開設する、左利きもしっかり網羅した動画付きウェブサイトも紹介されています。
 
ちなみに、当協会からのコメントをかいつまんでみますと、以下のような点に集約されます。
 
  1. 日本左利き協会が実施した利き手アンケートの結果において利き手矯正経験率は世代ごとに減少している
  2. 自動改札機等まだまだ左利きにとって不便な現実がある
  3. 公共施設等の無人化により左利きには「サイレントストレス」が進行中。
  4. 事故や病気で右手が使えなくなった後天的な左利きの人のためにも更なるユニバーサルデザインの普及が大切

 

最後に、この場を借りて北陸中日新聞報道部・奥田哲平様には取材していただいたことに深く感謝の意を表します。

 
 

「発言小町」(読売新聞)掲載「『左利きで何が悪い?』最近の利き手事情を調べてみた」

 

※イラストはイメージです。

読売新聞の掲示板サイト「発言小町」に、こんなタイトルの投稿が寄せられました。
 
「左利きで何が悪いの?」
 
この投稿を受けて公開された記事が、今回ご紹介する「『左利きで何が悪い?』最近の利き手事情を調べてみた」です。
 
生の声も紹介されており、例えば…
 
かつて「あの子、左利きだ!」と指をさされ嫌な気持ちになった50代女性の声。
 
「主人が左利きですが…(中略)… ラーメン屋のカウンターに座るときかな? 主人の左に他人が座って腕がぶつからないように、左端に座るか、私が左側に座るかどちらかです」という右利き女性の声。
 
さらには…
 
「義実家で台所を手伝っている時、包丁を持つ私に姑が『なんか左利きって怖いわね』と言いました」
 
といったコメントも。
 
世代によっては、まだまだ忌まわしい思い出の多い左利き。
 
というわけで、当世左利き事情がいかなるものであるかについて、いくつかの観点からコメントさせていただきました。
 
  1. 日本左利き協会が実施した利き手アンケートの結果から得られた左利きの実情
  2. 右利きの大人が左利きの子どもと接するとき心かげたいこと
  3. 左利きに優しいグッズや教材とはいかなるものか

 
詳細につきましては、インターネットで公開されている記事が無料ですので、以下のURLより是非ご覧ください。
 
 

読売新聞「発言小町」掲載記事ページ

https://komachi.yomiuri.co.jp/articles/id/20220907-KYT8T00711/

最後に、この場を借りて読売新聞東京本社メディア局編集部・永原香代子様には取材していただいたことに深く感謝の意を表します。

 
 

2022年8月13日付「朝日新聞」掲載「天声人語」にて当協会が紹介されました

 

※著作権の関係で記事の一部分のみ撮影したものです

毎年8月13日は、イギリスで結成された「Left-Handers Club」によって制定された「国際左利きの日」。そんな2022年のこの日、日本では朝日新聞のコラム「天声人語」で左利きの話題が紹介されました。
 
著作権の関係で全文を掲載することを差し控えますが、日本左利き協会だけでなく、神奈川県相模原市にある事務用品店「菊屋」についても紹介されています。
 
 
ちなみに、このコラムを執筆された論説委員様による「 左利きの人々が訴える力点」は、以下の3つに集約されています。
 
(1)生活の不便さ
(2)発想の独創性
(3)右利き中心社会への違和感
 
この3点に集約された力点、的を得ています。左利きの方はもちろんのこと、右利きの方とも共有していきたいものです。
 
インターネットで公開されている記事は有料となりますが、以下のURLより読むことが可能です。
 
https://komachi.yomiuri.co.jp/articles/id/20220907-KYT8T00711/

朝日新聞「天声人語」掲載記事ページ

 
※8月13日付朝日新聞でしたら全国どこでも掲載されたコラムですので、図書館等でも閲覧していただけます。
 

最後に、この場を借りて朝日新聞論説員・山中季広様には取材していただいたことに深く感謝の意を表します。

 
 

「CHANTO WEB」(主婦の友社運営のWEBメディア)掲載「『左利きだけでない!』日常に潜むサイレントストレス」

 

※写真はイメージです

21世紀に入って以来、また新型コロナウイルス禍の到来とともに、ライフスタイルが急激に変貌を遂げている様子を実感することの多い現代人。
 
こと利き手について焦点を絞ってみれば、ますます手の巧緻性(器用さ)を要求されることが少なくなる一方で、便利さゆえに見えざる「サイレントストレス」を無意識に感じることが少なくないことが推測されます。
 
左利きにとっては駅の自動改札機や、「このぐらいなら利き手を問われないだろう」と設置された多くの無人機や最新機器で実感することがあるでしょう。
 
これまで利き手について疑問符をつけることのなかった右利きにとっても、左手に付けがちなスマートウォッチで自動改札口を通るさい、腕をクロスさせる姿勢を取らねばならないなど、これまで経験したことのない右利きゆえの発見があります。
 
まだまだ左利きにはさまざまな不便さがあるとはいえ、近年では左利き専用や左右兼用のグッズが増えてきました。また左利きをとがめる人の割合も減り、左手に箸やペンを持つ人も少しずつ増加傾向にあります。
 
そうした利き手にかんする時代の過渡期だからこそ、利き手の左右に関係なく利き手への意識を共有して相互理解することで、ユニバーサルな、インクリルーシヴなデザインや生活環境そして人間の意識が生まれる機会が到来するともいえます。
 
日本左利き協会では、そんな視点に立って少しずつ地道に進んでいければと試行錯誤するなか、
 
主婦の友社運営のWEBメディア「CHANTO WEB」のライター・内橋明日香さんから取材のご依頼があり、当協会としてのコメントをご紹介くださりました。
 
前置きが長くなってしまいましたが……
 
★当該記事については以下のURLをクリック/タップして是非ご高覧ください。
 
https://chanto.jp.net/work/column/286249/
 
また、利き手に関連する別記事として 「『左利きへの配慮に泣ける』と話題に!誰もが使いやすいパッケージが生まれた背景」という記事も、内橋明日香さんが紹介されています。
 
★先述の記事とあわせて以下のURLをクリック/タップしてご高覧ください。
 
https://chanto.jp.net/work/item/286195/
 
左利きの方はもちろんのこと、右利きの方にも一人でも多く読んでいただき、利き手への意識共有の輪を広げるきっかけとなることを切に願います。
 
 

最後に、この場を借りてCHANTO WEBライター・内橋明日香様には取材していただいたことに深く感謝の意を表します。

 
 
 
https://chanto.jp.net

CHANTO WEBのトップページ

 
 

読売新聞(2022年2月1日付)掲載「関心アリ! 左利きへ広がる配慮」

 
最近の左利き事情について、利き手がどちらでも扱いやすいコーンフレークの袋や左利き用のペン習字講座をはじめ、脳内科医による利き手の矯正不要論...etc。そして当協会発起人が「利き手をとおして多様化社会を考えるきっかけづくりを」とコメントしています。
 
さらには「障がいがあるために片方の手しか使えない」人の話題にもいたり、「利他心」について考えさせられる話題も。
 
そして当協会発起人の一人である大路直哉のコメントも、少しだけではありますが掲載されています。
 
著作権上の関係で記事そのものの引用や詳細については差し控えますが、
 
★「大手小町」にて記事全文が配信されていました。以下のURLからご覧ください。(2022.02.09追記)
 
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/lifestyle/20220201-OYTET50016/
 
左利きである当事者として、まだまだ左利きであるがゆえの不便さが解消されたわけではないものの、「不便さ」から様々な「発見」と「創意工夫」そして「インクルーシブなマインドの醸成」を得ることで左利きとしての存在意義を問い直す。
そんな視点も大事ではないかと、当協会では今後もアピールしていきたいと考えています。
 
 
最後に、この場を借りて読売新聞生活部記者・福島憲佑様には取材していただいたことに深く感謝の意を表します。
 
 
 
https://www.yomiuri.co.jp/life/20220131-OYT8T50207/

当該記事が掲載されている読売新聞のオンラインサイト

 
 

日経xwoman(クロスウーマン)DUAL(2022年1月13日)掲載「子どもの左利きは矯正不要 知られざる強みとは」

 

※写真はイメージです

日経BPが発信する働くママ・パパ向けWEBメディア「DUAL」の2022年1月13日付記事「子どもの左利きは矯正不要 知られざる強みとは」にて、当協会発起人の一人である大路直哉がコメントいたしました。
 
著作権上の関係で記事そのものの引用や詳細については差し控えますが、おおよそ以下のような記事構成となっています。
 

保育士としての教育現場経験や専業主夫として育児に携わった経験を持つ、子育てアドバイザーの須賀義一さんが左利きの子どもを持つ親の悩みを解きほぐし、
自身も左利きである大路が左利きの子どもが歩む未来への具体策的エールを送る。

 
有料会員向けの記事ではあるものの、記事の一部とコンテンツについては誰でもご覧になれます。是非このコラム最下部になるURLをクリック/タップしてご確認ください。
 
左利きグッズはかつてより入手しやすくなり左利きを取り巻く状況は変化しているものの、利便性追求のみならず新型コロナウイルス禍でオンラインや無人化が加速化し、身体性への感性が鈍感になりつつある。そんな昨今だからこそ、左利きならではの不便さについても、創意工夫するなかで「生きる力を育くむ」という前向きな気持ちでとらえていこう。そして右利きの方にも利き手への関心を持ってもらうきっかけづくりをとおして、人類最大の未組織少数派ともいうべき左利きという人間の一個性に共感を得るだけでなく、ひいてはさまざまな境遇の人々を包括的にとらえる視点づくりに役立つ。当協会の発起人の一人である大路は、そう信じてやみません。
 
ちなみに左利きに対して右手を使わせようとする大人は、かつての「躾(しつけ)」や「礼儀作法」といった観点からではなく、「教育」的な観点へとシフトしています。その筆頭として「文字書き」があり、日本においては左利きの半数以上が右手で文字を書いています。ただ近年においては左利き向けのボールペン習字の通信講座やドリル本が刊行されていますし、当サイトにおきましても>>左利き筆法」をご紹介しております。
近年のアメリカでの研究では、子どもには利き手を積極的に使わせたほうが、中途半端に両手を使わせるよりも手の器用さに優れるとの報告があります。左利き傾向の子どもには無理に右手で書かせず、積極的に左手で書く習慣をつけさせてあげましょう!
 
再三になりますが、日経xwoman有料会員の方でなくとも、記事の一部と目次を是非とも以下のURLからご覧ください。
 
 
最後に、この場を借りて日経xwoman(クロスウーマン)DUALの須賀華子様には取材していただいたことに深く感謝の意を表します。
 
 
 
https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/101900010/010600232/?i_cid=nbpdual_sied_pkl_columlist

当該記事が掲載されている日経xwoman(クロスウーマン)DUALのウェブサイト

 
 

新潟日報の夕刊「おとなプラス」(2020年5月2日)掲載「左利きの世界、得も不便も」

 

※画像はイメージ

新潟日報の夕刊「おとなプラス」(2020年5月2日)掲載「左利きの世界、得も不便も」にて、当協会発起人によるコメントが紹介されました。
著作権の関係により記事そのものの文字起こしを控えさせていただきますが、左利きについての論点が新しいフェイズに入ってきたと実感しただけでなく、左利き筆法も取り上げられている特集記事です。日本初の保育士芸人さん(左利き)や認知心理学者さんの見解に続き当協会発起人のコメントが紹介されています。
 
たとえば記事を一読して「左利きについての論点が新しいフェイズ」に入ったと実感するにいたったこととして……
 
日本初の保育士芸人・金子ボボさんの「 最短距離ではなく、寄り道をしないといけないこともあるけど、寄り道したから発見できることもある
 
そして、
 
新潟大学人文学部准教授・新見亮輔さんの「 左利きで不便なこともあるが、ちょっと人と違った物の考え方や常識を疑う癖が付くのは、必ずしも悪いことではない。多くの人に見えない常識があることを体感できる
 
というコメントが挙げられます。
 
じつは、これまで私自身も取材を受けたさい再三主張してきたことであるものの、なかなか記事として取り上げていただくことができなかった見解でした。ご両人のコメントを拝読し勝手ながら「我が意を得たり」と思った次第です。
 
左利きグッズをはじめ右利きだけでなく左利きのことも配慮した生活環境が充実することは言うまでもなく大切。ですが、「 左利きならではの不便益」についても、利便性ばかり追求して心身ともに鈍感になりつつある昨今だからこそ、積極的に語ることが大切なのではないでしょうか。
 
ちなみに当協会発起人のコメントを要約しますと……
 
新しいテクノロジーの進展がむしろ右利き優位化を強化し、左利きにとっての「サイレントストレス」となりうると考え、さらには……
 
「新型コロナウイルスの影響で、今後ソーシャルディスタンス(社会的距離)への配慮や、設備の無人化が加速する可能性がある。開発者には、左利きをはじめとするマイノリティーへの配慮がますます問われる」
 
という見解を示しました。新型コロナウイルスの脅威はしばらく続くものと思われますが、今後の左利きを取り巻く生活環境の変化についても注意を払って行きたいところです。
 
そして今回の特集記事で特筆すべきは「左利き筆法」が紹介されていたことです。今回の記事を執筆された新潟日報の記者・渡辺善行さんはお箸と毛筆は右手に矯正させられたものの、硬筆については手や指の感覚がつかめず左手で書かれるそうです。そんな幼少時の経験があったからこそ、左利き筆法を紹介する意義を感じておられたのかもしれません。
 
最後に、この場を借りて新潟日報の渡辺善行様には取材していただいたことに感謝の意を表します。
 
 
 
https://www.niigata-nippo.co.jp

新潟日報のウェブサイト

 
https://twitter.com/bobokaneko/status/1256527325379702786

この記事について金子ポポさんがツイートされたTwitter

 
 

読売新聞発行の「KODOMO新聞」(2020年2月13日)掲載「左利きでも困らない! 広がるユニバーサルデザイン」

 

※画像はイメージ

読売新聞発行の「KODOMO新聞」(2020年2月13日)掲載「左利きでも困らない! 広がるユニバーサルデザイン」にて、当協会発起人によるコメントが紹介されました。
著作権の関係により記事そのものの文字起こしを控えさせていただきますが、文化や習慣...etcが異なっても誰もが不便を感じず生きられる「ユニバーサルデザイン」について、身近な少数派である左利きから考えてみようという記事です。
 
青少年向けの記事ですが大人にも役立つ内容です。幸い読売新聞のウェブサイトで一部紙面が掲載されており、当協会発起人にコメントも読めます……
 
https://www.yomiuri.co.jp/kodomo/fromeditor/latest/20200210-OYT8T50074/

「KODOMO新聞」当該記事のURL(閲覧は無料)

 
で閲覧することが可能です。ぜひ一度URLをクリックあるいはタップしてお読みください。
  
この記事を執筆された担当記者様(岡本立さん)は、ご自身が左利き。同じ読売新聞で大正3年に掲載が始まった「身の上相談」でも、岡本さんと同じ左利きの記者が回答していました。が、左利きの子どもについて悩む相談に対する回答は、自分自身も右手を使う努力をしたという経験談を交え「できるだけ人前で右手使わせるようにしたら直ると思います」というものでした。ひるがえって、21世期の今、左利きは身近な少数派として「ユニバーサルデザイン」を考えるきっかけとも言える存在としてとらえられています。
 
私たちを取り巻く生活環境は「右利き優先」であり、全人類のうち左利きは約10%。男女比がほぼ半々であるのに、まだまだ性別の不平等が解消されないことを思うと、左利きだけの努力では「利き手をめぐる物心両面のユニバーサルデザイン」を構築する道は険しいものと言えなくもありません。
 
以上のことを踏まえたうえで……
今後より「左利きと右利きとの相互理解」を深めることで、利き手のバリアフリーが実現されることでしょう。こうした話題が広く拡散されることを切に願うだけでなく、利き手の左右に関係なく利き手そのものに対する関心が深まるようなアイデアの創出に、今後も精進してまいります!
 
この場を借りて岡本立様には取材していただいたことに感謝の意を表します。
 
 
 
 

朝日新聞社運営のインターネットメディア『withnews』(2020年1月3日付)掲載「左利きグッズが人気「矯正は時代遅れ」

 

※画像はイメージ

 朝日新聞運営のインターネットメディア『withnews』(2020年1月3日付)の特集記事「左利きグッズが人気「矯正は時代遅れ」」にて、当協会発起人によるコメントが紹介されました。
著作権の関係により記事そのものの文字起こしを控えさせていただきますが、左利きにかんする特集記事は読者からの「左利きグッズが気になる!」との声に応える形で、現代の左利きグッズ事情ならびに「文化の発展と、左利きの「受難」」そして「矯正してもいいことはない」といった話題へと展開しています。
 
 2020年1月3日のYahoo!ニュースでも掲載され、読者のコメント数(1757件/1月8日12時時点)からも反響の多かった当該記事については……
 
https://withnews.jp/article/f0200103004qqf2191016000qqF1W08u10101qq000020321A

withnewsに掲載されている記事のURL(閲覧は無料)

 
で閲覧することが可能です。ぜひ一度URLをクリックあるいはタップしてお読みください。
 
ちなみに左利きグッズを取り扱う販売業者として、利き手を問わず使えるアイテムを多数取り扱う文具店「菊屋浦上商事」や、2018年に左利き女性が立ち上げたネットショップ「左ききの道具店」が紹介されています。
 
当協会発起人にコメントは、そうしたグッズの話題ではなく、日本において永きにわたり厳しく左手づかいをとがめられた“箸”と“書字”についての考察です。くわしくは上記のURLの当該ページでご一読いただけますと幸いです。
 
また記事の締め括りとして、神経心理学の立場から八田武志・関西福祉科学大学長による矯正をめぐる是非についてのコメントが掲載されています。
 
この記事を執筆された担当記者様(神戸郁人さん)は全くの右利きとのことでしたが、ご自身開設のTwitterプロフィールには「障がいなどの生きづらさを追っています」とありました。ここ最近、取材される方自身が左利きであったり、元々は左利きだったというケースが多かったのですが、神戸さんの記事からは右利き目線からの「左利きへのやさしいエール」を感じさせていただき新鮮味がありました。
 
この場を借りて取材していただいたことに感謝の意を表します。
 
かつてのような左利きに対する偏見は少なくなったものの、まだまだ私たちを取り巻く生活環境は「右利き優先」です。全人類のうち約90%が右利きと言われていますし、左利きだけの努力では「利き手をめぐる物心両面のユニバーサルデザイン」を構築することは、到底無理です。
 
今後より「左利きと右利きとの相互理解」を深めることで、利き手のバリアフリーが実現されることでしょう。こうした話題が広く拡散されることを切に願うだけでなく、利き手の左右に関係なく利き手そのものに対する関心が深まるようなアイデアの創出に、今後も精進してまいります!
 
 
 
 

『西日本新聞』(2019年1月25日付)掲載「左利きダメですか?」

 
 『西日本新聞』(2019年1月25日付)掲載「左利きダメですか?」にて、当協会発起人・大路直哉のコメントが紹介されました。
 著作権の関係により記事そのものの文字起こしを控えさせていただきますが、福岡ソフトバンク・ホークスの和田毅選手や稲村脳神経外科クリニック院長の稲村孝紀さんのコメントをはじめ、保育士さんや米国在住経験のある英語講師さん、外科医さん...etcからの投書が掲載されています。
 1ページ全面にわたる特集については……
 

https://www.nishinippon.co.jp/ep/
西日本新聞電子版のウェブサイト(有料/初月は無料)

 
でお読みいただくことが可能です。日本有数のブロック紙である西日本新聞ですので、九州地区にお住いの方はお近くの図書館で閲覧可能かと思います。
 
 投書を読んでみますと、まだまだ左利きの子どもを持つ保護者の悩みは尽きないようです。例えば、左利き寄りの両利きの息子を持つお母さんが、親世代や夫は「右手に矯正すべき」と言ういっぽうで、幼稚園では「矯正しない保護者が多い」と聞いて混乱しているとのこと。ネットで調べても信用していいのかわからない情報ばかりと悩みは尽きない様子が伺い知れました。
 
 上記のようなお悩みの解決をアシストすることは、今後、日本左利き協会を進めていくうえで重要な課題と言えます。そうしたことを踏まえたつつも、当協会発起人の一人である大路は、左利きは<不便ゆえに発想力が磨かれる>と言う左利きならではの「災い転じて福となす」点について語らせていただきました。
 
「改札をどうやって通れば動きがスムーズになるか」「(右利き用の)この道具をどう使えばいいか」...etc、生活のさまざまなシーンで常に創意工夫を求められてきたことで、発想力や思考力が磨かれているはず、と。ひいては、右利きの人が左利きの人の使いやすさを考えることで社会に優しいユニバーサルデザインの視点にもつながるのではないか。
 
以上のようなコメントをした次第です。
 
担当記者様の巧みな手腕により、数多くのコメントがポイントを押さえた見出しで整理されており、九州圏のみならず日本全国の方に是非とも読んでいただきたい左利き特集記事です。いつか開催されるであろう当協会の集まり等でもご紹介できれば思う次第です。 
 
このような素敵な特集へのご縁を与えてくださった西日本新聞社の生活特報部の斉藤幸奈さんに感謝の意を表します。 
 

『慶應塾生新聞』(2018年9月号)掲載「<右利き社会>における左利き」

 
『慶應塾生新聞』(2018年9月号)に掲載された「<右利き社会>における左利き」にて当協会発起人の一人である大路直哉のコメントが掲載されました。
 著作権の関係により記事そのものの文字起こしを控えさせていただきますが、大路がコメントした内容について一部をかいつまんでご紹介しますと……
 
 <右利き優位の社会とは「社会化された身体を秩序づける人類最古の制度の一つ」であり、日本の諸制度や文化に多大なる影響を及ぼした『礼記』(紀元前に編纂された儒教における重要な書籍)には、「子どもが自分で食べられるようになったときには右手を使って食べるように教えなさい」と記されていること。>
 
<AIが発達しパソコンやスマホでコミュニケーションが成立する昨今、良くも悪くも身体性が人々の意識の中で希薄化している。左利きという身体性も以前に比べて咎(とが)められることが少なくなった今だからこそ、ときにはユーモアを交えながら利き手について気軽に語る機会を持って欲しい。>
 
以上のようなコメントをした次第です。
 
 もそどこかで「慶應塾生新聞」を手に取る機会がございましたら、ご高覧いただければ幸いです。
 
最後に貴重な機会を与えてくださった慶應塾生新聞会ならびに取材をしてくださった曽根智貴さんに感謝の意を表します。
  

http://www.jukushin.com
慶應塾生新聞会のウェブサイト